春の京都で本屋さんめぐり②
こんにちは。ベランダ本棚です。
3連休に京都で本屋さんめぐりをしてきました!の続きです。
3月19日(土)
・萩書房
店頭の均一棚を一列見たところから、「あ、なんか好きかも」とわかる感じ。
まず均一棚で1冊。
店内入って文庫の棚を見ていると・・・・
『園芸家12カ月/カレル・チャペック』が目に飛び込んでくる。
ちょっと詳細は別途書こうと思いますが、運命的な出会いでした。
しかもこれ、かなり嬉しい痕跡本。
なんか、幸先良い。
店主さんは、流した音楽を口ずさみながら帳場に座ってる。
音楽がものすごくこのお店の雰囲気にぴったりで心地よかったので、
誰の曲なんだろうって思ってお会計のときに訊ねてみたら「吉田拓郎」だった。
流しているCDをこれ、と言って見せてくださった。
良い。すごく良い。
・恵文社一乗寺店
カラーブックスフェアをやっていた!!!
店内入ってすぐくらいの結構目立つ机の一角にカラーブックスの山!山!!
たぶん、300冊くらいあった。
私はまだ神保町の古本屋をまともに巡ったことがないので、
このカラーブックスを大量に見たことはない。
これぞ探す楽しみ。山を崩さないように注意しながら、一応全部チェックした。
その中から3冊購入することにした。厳選した上での3冊。
すでに萩書房で10冊以上購入した後だったのでバッグが重くて色々考えてしまった。
3月20日(日)
・ホホホ座
店先でフリーマーケットをやっていた。
1階は新刊書、2階は古書と雑貨。
ちょっと毒のあるような、おもしろい雑貨なども雑多に置いてあった。
気になるZINEがあったんだけれど、迷っていたら、そのまま買うのを忘れて店を出てきてしまった・・・
ある地方に特化した、地方発の雑誌やリトルプレスなんかが多く揃っていて面白い。
・誠光社
昨年OPEN。恵文社一乗寺店の元店長さんが店主をされている有名書店。
ちょっと薄暗い(お洒落系な)感じの店内。本のセレクトショップ感がとてもありました。
もちろん普通の雑誌なども置いていますが、町の本屋さん、という感じではないかな。
若くてお洒落なお客さんが店内にいっぱい。
店先にあるお客さんが乗ってきたであろう自転車もここの一つの風景となって溶けこんでいるのが印象的。
・ヨゾラ舎
店主さんがめっちゃフレンドリーでめっちゃ優しい。。
お会計をしながら積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくださる。
なんかその印象が強すぎて色々ふっとぶ。
文庫用のカバー(お店オリジナルの素敵なやつ!)を3枚くらいくれた。
お店のショップカード(ハガキ)、読読しおりもくれた。
お店のポイントカードも入れてくれた。
お店の半分は、CDやレコードで音楽。
本は、本屋や古本に関する本などが充実していた。
「もっと揃えたいんだけれど、どんどん売れてしまって・・・」と店主さん。
近くの『ハイファイカフェ』をおすすめしてくださった。
・三月書房
パッと見、古本屋さんっぽいけど新刊書店。
シブい。
50%オフのバーゲンブックもたくさんある。
最近気になっていた「ヘッセ詩集」を見つけて迷わず購入。
・100000tアローントコ
店先にある均一棚でまず1冊。
店内、半分以上はレコード!
古本は、女子向け本の割合が多かった。
ほぼ新品状態のクウネルも安く揃っいて、思わず買い込みそうになるけれど、持っていない号を1冊買うに止める。
・レティシア書房
古本あり、こだわり小出版社の新刊本ありで、テーマごとに区切られた棚が見やすかった。
ZINEなども充実!古本は他店に比べるとすこーし高めかも?
でも状態の良いものばかり。
単行本で持っている大好きな本の文庫版を見つけ、購入。
以上です。
良いですね。
京都市内、自転車でこんなにたくさんの本屋さんをまわれるのです。
これでもまだまだ一部。
本当はもっと行きたい本屋さんがありました。
次回の京都滞在の楽しみにとっておきたいと思います。
さて、この次の記事では番外編として、
大津の「キンモクセイ文庫」さんを訪ねたことと、
本屋めぐりの途中に立ち寄ったカフェのことなどを書きたいと思っています。
(その前に、3/27に出店した「よろずまち一箱古本市」の記事を挟むかもしれませんが・・・)
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。