#ベランダの通勤本 『圏外編集者/都築響一(朝日出版社)』


“痛快”とはこのこと。

都築氏の語り書きで構成される本書は、偽りない言葉であふれています。 気持ち良くバッサバッサと切っていく。

でも、ただ批判するだけではなく、 実際に行動を起こす、面白いことを生み出す、結果を残す、 だから余計に気持ちが良いんだと思います。

言葉と生き様に乖離がない。

出版や編集など、全く関係ないところで生きる私にもピンとくる内容で、どんどん読めてしまいました。

こうやって物事をはっきり言う人、やっぱり必要だと思います。 もちろん言うだけで、行動が伴っていないとダメだと思いますが。

そして本文でも触れられていますが、「責任の分担」の必要性は身に染みて感じています。 みんなで決めて、なにかあったらみんなで責任を取る (という形を取りながら結局うやむや) って、なんて生ぬるいことやっているのだろう。

(仕事での某場面を思い浮かべながら・・・)

なにかあったとき、誰が判断して、誰が決定を下すのか?

何をやるにも常に意識していたいことです。

ネットで調べれば大概のことは解決できる、わかった気になる世の中だけれど、 だからこそ、自分はどこへ行き、何を見て、何を聞いて、何を食べて、何を感じて生きるのか。

意思を持って何かをやること、やろうとすること、自分の足で稼ぐことが大事なんだと思います。

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『圏外編集者/都築響一(朝日出版社)』 ☆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥☆

---「BOOK」データベースより---------- 編集に「術」なんてない。

珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。 ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの 」を 追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってきたのか。 人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。

多数決で負ける子たちが、「オトナ」になれないオトナたちが、 周回遅れのトップランナーたちが、僕に本をつくらせる。

編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。 -----------------------------------------------

#書評 #本 #ベランダの通勤本

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