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本まみれの1月

あっという間に1月が終わろうとしています。

お正月は昨年同様にオーストラリアのタスマニア島ホバートで迎えました。

午前0時になった瞬間、1キロほど離れた対岸で小さな花火が上がりました。

それまで人の気配がまったくしなかったご近所でしたが、

「Happy New Year------!!!!!!!!」

の叫び声とざわざわとした人の声。

そしてまたどこかで花火の上がる音。

そんな中眠りにつきました。

大みそかはホバートの街の本屋さん、古本屋さんを7軒めぐり、13冊。

帰国日の空港でもダメ押し(?)の2冊。

スーツケースの大半が本で埋まりました。

いつも思うのですが、外国の本って、分厚すぎます。

そして高い!

でも表紙の写真だったり、レイアウトが本当に美しくて。

私が手に取るのは料理の本が多いです。

あとは庭の本とか。雑誌も買います。

重いし、高いし、全部ほしいけどどうしようって迷いますが、「いま、ここでしか買えないよ?」ってもう一人の私がささやくので、買います。

本を眺めて、本に囲まれていると安心します。

仕事中にもこっそり、並べた背表紙の写真を見ています。

買ってよかった。

日本に帰ってきても、今年は1月から本屋さん、古本屋さんにたくさん行っています。

ニューオープンのお店が2軒も!めでたいです。うれしいです。

谷中「ひるねこBOOKS」に、荻窪「本屋 Title」。素敵な街に、素敵な本屋さん。

千駄木「タナカホンヤ」にも初めて行くことができました。クールでした。お洒落でした。

鎌倉に行った時には「ウサギノフクシュウ」にも初めていきました。可愛いけど、ピリリとしていてそのバランスがとても好きでした。

逗子「ととら堂」には、材木座海岸からバスで。

2時間くらい滞在しちゃいました。長居しちゃうごちゃっと感。楽しかった。ほしい本がたくさん。たくさん買った。また行きたい。文庫にカバーをかけてくださったのですが、昔の雑誌のページを切り取ったものでしょうか。

これ、素敵です!そうか、こういう使い方いいなぁと目からウロコでした。

というわけで、1月はすでに44冊も本を買っています。

(あ、昨日はオンライン古書店でも数冊ポチりました・・・)

1月からこのペースは先が思いやられるのですが・・・・

でも、“クウネル騒動”の件で、

「好きなものや続いてほしいものには、きちんとお金を落とすべし」

ということを身をもって学びましたので、これでいいのだ。と思ったりしています。

ものを増やしたくない、って思ったりもするけれど、やっぱり買ったものを自分のそばに置いておく、いつでも眺められる、手に取れるってすごく幸せを感じます。

ミニマリストに憧れたりもしたけれど、うん、そうならなくていいかなと今は思います。

自分の好きなものに囲まれて生活したいです。

そろそろ来月の古本市の準備も始めないとです。

この選書作業がまた好きです。

クウネルのことはとてもとても悲しいですが、出だし快調な1月(本サイド)でした。

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