私の前には本でできた道がみえる①
ちょっと、本の話をしたくなりました。
(いつもしてるか・・・)
実際、振り返れば後ろにも見えるわけだけれど、断然前にあるほうが濃い。
私を待ち受ける本と本屋さんの数、想像がつきません。
終わりが見えない。
病的なまでに本を買っていて、ちょっとおかしいのかもと思い始めたここ最近。。
抑制?戒め?のためにも、2016年はお小遣い帳をつけようと1月からせっせと記録はしています。
が、2月、一ヶ月で買った本は100冊を超えた。。
私、本を買うために働いているのかもしれない。。
三桁はさすがにヤバイかもと思うが、やめられない。。
「一箱古本市に出るから」、「読み終えた本はそこで売るから」という言い訳(?)の元に、
読みたい本をどんどん手に取り、カゴに入れる日々。
これ、読みたかったんだよ・・・!という本に出会えば無視するわけにはいかず、
こんなところで出会えたのは運命!という感動と共に連れて帰る。
本を置く場所は、もう私の部屋の本棚はいっぱいなので弟の部屋に持って行く。
(弟は昨年春に就職し家を出たのでいまは誰も使っていない部屋。今は完全に私の作業部屋と化している。実家住まいの良いところ。)
本屋さん(古本屋も新刊書店も古本市も一箱も含む)って楽しいよね・・・
街に出ればこんなに本屋さんがあるのに、どれも同じ店というのはないから果てしない。
本屋さんでは、体感的には数分なのに気づけば1時間経っているとかよくある。
まず棚をざっとひととおり見て、そのあとじっくり二回目を見る。
一回目でおぉという本に出会うときもあれば、二回目で、何で見落としていた?って本に出会ったりもする。
たぶん本屋さんに入店直後は胸がドキドキしていてちょっと浮ついているので落ち着いて見れていないのが原因。
やっと気持ちを落ち着けて見れるのが二回目ということだと思う。
昨年9月に訪れた倉敷の「蟲文庫」さんはそれが一番顕著だったかも。
思い返すと一番最初に古本にハマるきっかけとなったものは、2014年に「森、道、市場」へ行ったことだった。
それまでも、以前住んでいたマンションから徒歩3分の場所にブックオフがあったので割と良く行ってはいたのだけれど。
なんか「森道」に出店してた古本屋さんに売っていた本がいつも見ていた本と違っていて。
こんなジャンルがあるんだ!というか、私、本当はこういうのが好きだったんだよ!
ってそういうのに気づかせてくれた。
とにかく、その出会いは衝撃だった。
(その時出店していた古本屋さん、今になってどこだったのか調べてみたところ、「シマウマ書房」さんだった。)
それから。
引っ越してブックオフからは遠くなった。
まぁどこへ行ってもあるので、目に入ればふらっと寄ることは今でもあるけど。
それより、一箱古本市を経験してからというもの、「まちの古本屋さん」の存在を意識するようになった。
古本屋さんのイメージが変わった。
古本屋さんには、私の読める本なんか置いていないんだと思ってた。
難しい文学とか哲学とか古~い本とか、そんな本しかなくて、いつもおじさんたちがうろうろしていて・・・
みたいなイメージだったんだけど、それだけじゃなかった。
楽しいね。
新刊書店以上に個性豊かで、置いてる本が店ごとに全然違っていて、店ごとに匂いが違う。
私の読みたい本もちゃんとある。絶対ある。
っていうか、ありすぎて一度店に入ると手ぶらで出てこられません。
今年に入ってからまだ、数えるほどの古本屋さんにしか行っていないけれど(1月4軒、2月4軒)とてもとても濃い日々です。
どこでも買える本だけれど、その本を“どこで買うか” “どこで買ったか”というのは私にとって結構重要なものになってきている。
えっと、本と本屋さんにまつわる話、話し足りないということに気づきました。
つづく、ということにします笑
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは。
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